Mapboxは、地図を利用するアプリに有用なSDK、クラウドサービスです。MapboxのウエブアプリMapbox Studioで地図を作成し、エリアのデータ(例えば人口が10万人のエリアの場合は赤にするなど)を計算たりして表示することができます。アプリ内のコードにても地図を作成できますが、アプリ内のコードの変更無しでMapboxのサーバーの地図データを編集することによりアプリ上での地図の変更ができるのは大きなメリットです。
SDKの設定方法(iOSの場合)
Info.plistにMGLMapboxAccessToken.を設定
app delegate methodに下記を追加
application:didFinishLaunchingWithOptions:, use -[MGLAccountManager setAccessToken:].
カスタム地図データの作成手順は:
1. GeoJSONデータのダウンロード
2. データセットの編集
3. タイルセットへのエクスポート
4. スタイルの作成
となります。
Mapboxを使うと
● カスタム地図
● ポリゴン描写
● マーカー描写
● カスタムマーカー
● アノテーションモデル
● データドリブン・サークル
● ポリゴンとパターン
● インタラクティブ・ポイント
● レイヤーのトグル
● ポイントからポイントのアニメーション
● ナビゲーション
などができます。
API情報は
https://www.mapbox.com/ios-sdk/api/3.6.4/
例えば、アノテーションのコードサンプルは、このような感じ。
let annotation = MGLPointAnnotation()
annotation.coordinate = CLLocationCoordinate2D(latitude: 45.5076, longitude: -122.6736)
annotation.title = “Bobby’s Coffee”
annotation.subtitle = “Coffeeshop”
mapView.addAnnotation(annotation)
ドキュメンテーションは
https://www.mapbox.com/ios-sdk/
価格は
5万回までの地図閲覧または5万アクティブユーザーまでは無料。これを越えると1000回毎または500アクティブユーザー毎に$0.5の従量課金制、詳細は下記まで。
https://www.mapbox.com/pricing/